船橋市前原西 津田沼駅から徒歩3分の 歯医者 中台寿一歯科医院です。当院では一般歯科・虫歯治療・歯周病治療・予防歯科と皆様のお口を守る治療を行っております。

中台寿一歯科医院NAKADAIJYUICHI DENTAL CLINIC

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〒274-0825 船橋市前原西2-13-1
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歯周病治療

歯周病とは?

中台寿一歯科医院 歯周病

歯周病とは、虫歯や歯周病を引き起こす細菌の塊、つまり歯垢(プラーク)によって、歯を支える歯肉(歯茎)や骨(歯槽骨)といった歯周組織が壊されていく病気です。

歯と歯茎の境目にある溝を「歯周ポケット」と呼びますが、その歯周ポケットの清掃が不十分になると、そこに細菌の塊である歯垢が蓄積され、歯肉の辺縁に「炎症」が起こります。
痛みはありませんが、放置すると歯周ポケットはどんどんと深くなり、その深くなったポケット内で細菌が繁殖していきます。その細菌によって、さらには炎症が拡大していき歯を支える土台(歯槽骨)を溶かしていくのです。
歯槽骨の吸収が大きくなると歯がグラつき、最悪の場合は抜歯が必要となります。これらの一連の流れを歯周病と言うのです。

歯周病の進行段階

中台寿一歯科医院 歯周病健康な状態
健康な状態では、歯周ポケットは1~2mmが一般的です。この時歯肉に炎症はないため、きれいなピンク色をした歯肉をしています。

  • 中台寿一歯科医院 歯周病歯肉炎
    歯周ポケットが2〜3mmの段階です。歯周ポケット付近に歯石や歯垢が付着し歯肉が少し赤く腫れています。ただしこの状態では、まだ歯槽骨の破壊は起きていません。
  • 中台寿一歯科医院 歯周病歯周炎(軽度)
    歯周ポケットが3〜5mmになり、ポケット内でプラークや歯石が固まります。歯肉の腫れもやや大きくなり、出血も見られます。また、歯槽骨の破壊もわずかですが始まります。
  • 中台寿一歯科医院 歯周病歯周炎(中度)
    歯周ポケットが4〜7mmと深くなりその中でプラークが繁殖していきます。歯肉の腫れや炎症も大きくなり、歯肉が少し下がってきます。また、歯槽骨がかなり溶け始め歯が少しぐらぐらしてきます。
  • 中台寿一歯科医院 歯周病歯周炎(重度)
    歯周ポケットが6mm以上になり、炎症や出血も激しくなり歯肉も大きく下がります。さらには歯槽骨も半分以上が溶けて歯がかなりぐらついてきます。症状が悪化した場合、抜歯が必要となります。
  • 歯周病と全身疾患との関係

    歯周病は「サイレント・アーミー(沈黙の病気)」とも呼ばれる病気であり、初期段階に自覚症状が出づらく気づかれにくい特徴を持っています。
    そして気づかないまま放置していると、歯周組織が侵食されていくだけでなく、近年ではさまざまな全身疾患の引き金にもなってしまう危険性が指摘されているのです。
    こうした状況を回避するためにも普段からの観察とケアが必要になってきます。

    歯周病は以下の全身疾患と深い関係性にあることが分かってきています。

    糖尿病を悪化させる

    歯周病は糖尿病の合併症の一つと考えられてきましたが、近年の研究では「歯周病が糖尿病を悪化させている」という逆の関係性も明らかになっています。
    簡単に言うと、歯周病と糖尿病は相互に悪影響を与え合っているのです。

    しかし、これは同時に歯周病を治療することによって糖尿病を改善することができるということも意味しているため、両方の症状に悩まされている方は早期の歯周病治療が望まれます。

    動脈硬化、心臓・脳血管疾患のリスクを高める

    心筋梗塞や脳梗塞は動脈疾患の一つです。主な原因は血管内のプラーク(脂肪性沈着物)の蓄積によって血管が塞がり、「血液供給が無くなる」「血管が破裂する」といった症状が起こります。これらは死に至る可能性もある危険な病気ですが、歯周病はこうした動脈疾患のリスクを高める要因の一つになり得ることが明らかになっています。
    そのメカニズムは、歯周病菌などの刺激が動脈硬化を誘導する物質の生成を促し、血管内にプラーク(脂肪性沈着物)を発生させて血液の通り道を狭くするのです。
    動脈疾患予防のためにも、早期の歯周病対策が大切です。

    誤嚥性(ごえんせい)肺炎を引き起こす

    誤嚥性(ごえんせい)肺炎とは、食べ物などの異物が誤って肺に入り込んでしまうことで炎症を起こす病気です。
    通常、肺には咳をすることで異物が入らないように守る機能がありますが、こうした機能は加齢に伴って衰え、食べ物などと一緒にお口の中の細菌が肺の中へ入ってしまうことがあります。
    誤嚥性肺炎の原因となる細菌の多くは歯周病菌であると考えられています。こうした病気の発症を未然に防ぐためにも歯周病の予防・治療が重要となります。

    低体重児早産の危険性が上がる

    妊娠すると、エストロゲンと呼ばれる女性ホルモンが体内で多く生成されます(妊娠終期には月経時の10~30倍)。このエストロゲンは妊娠期に不可欠なホルモンですが、同時に歯周病菌の増殖を促す働きや、歯周組織を侵食する働きを持っているのです。
    そのため、妊娠すると歯肉炎にかかりやすく、「妊娠中の女性が歯周病に罹患している場合、低体重児および早産の危険性が高くなる」ことも証明されています。

    これは、歯周病細菌が口内の傷などから体内の血管を巡り、胎盤の胎児へと感染することが原因であると考えられています。妊婦が歯周病を患っている場合、低体重児早産のリスクは通常時に比べて約7倍にまで高まることが分かっています。
    妊娠中は特に注意を払い、プラークコントロールを行いましょう。

    妊婦さんの歯科治療については「マタニティ歯科」をご覧ください。

    当院での歯周病治療の流れ

    • 1
      緊急処置
      歯周病が進行すると、歯を磨くと出血する、歯が浮いた感じがあるなどの症状が現れます。さらには、歯茎が急に痛み出し腫れてくることもあります。このような場合は、緊急処置としてまずは腫れた部分の膿を出したり、止血を行うことで患者様が訴える苦痛が減少します。
      緊急処置を行い痛みや腫れが行い落ち着いたところで、患者様の歯周病の進行具合を検査し治療計画を立てていきます。
    • 2
      診査診断(歯周病検査・レントゲン)、治療計画の立案
      歯周ポケットの測定や歯肉からの出血、虫歯の状況などを確認し、レントゲン撮影も行います。多角的な診断によって正確に病態を把握したうえで治療計画を立て、患者様へご説明いたします。
    • 3
      プラークコントロール
      プラークコントロールとは、歯周病を発症させる元となる口腔内の有害な細菌の塊(プラーク)を除去することで歯周病が起こりにくい口腔環境をつくっていく、歯周病治療のもっとも基本的な方法です。
      プラークコントロールではまず、歯面に付着したプラークや着色物の除去を行います。また、汚れが付着している部分を患者様に説明し、正しいブラッシングの方法を指導します。その際、口腔内のプラークを染色剤で染め出し、汚れの付きやすい部分を確認していただいたうえでブラッシング指導を行うこともあります。
    • 4
      スケーリング・ルートプレーニング
      プラークコントロールが改善してきたら、歯に付着した歯石や汚れを除去するスケーリング・ルートプレーニングを行います。
       スケーリング:歯周ポケット付近付着する歯石やプラークを除去することです。
       ルートプレーニング:歯周ポケット内の残存歯石や歯根面の壊死セメント質、軟化象牙質の除去を行い歯周ポケット内の歯根面を清潔で滑沢な面に仕上げることです。
    • 5
      再評価
      プラークコントロール・スケーリング・ルートプレーニングの初期治療を行い、歯周病がどの程度改善したか判定するため、再度歯周検査を行います。検査の結果、歯周組織が改善されれば歯周治療終了(定期的なメインテナンス)となりますが、歯周初期治療で改善が認めらない場合は再度スケーリングなど同様な治療を行ったり、初期治療では改善が難しい部位については歯周外科手術を行うことがあります。
    • 6
      歯周外科手術
      再評価の結果、歯石や汚れがポケットの深いところに入り込んでいて除去できず、症状が改善しない場合は歯肉の切開を伴う外科的治療を行うことがあります。 歯茎にメスを入れる目的としては、深い歯周ポケット内部の清掃、破壊された骨や歯肉のかたちの改善、再発予防のための歯肉の改善などが挙げられます。

      歯周ポケット掻爬術(ししゅうポケットそうはじゅつ)
      歯周ポケット掻爬術とは、歯茎に麻酔注射を行い、歯周ポケット内壁の感染した組織やセメント質に付着した汚れを取り除く治療です。感染した組織や汚れを掻き出すため、清潔になった歯根面に歯茎が付着することで汚れが再び溜まりにくい環境を作ることが期待できます。

      フラップ手術とエムドゲイン
      歯石や感染した組織を取りきれない場合は、歯茎を切り開いて感染組織を取り除くフラップ手術を行います。
      また歯茎を切り開き歯石や感染組織を除去した際、当該部位にエムドゲインジェル(特殊なたんぱく質)を塗布して、歯周病によって溶かされた顎の骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる処置を行う場合もあります。
      エムドゲインは2002年に日本で認可され、現在では世界40カ国以上の国で採用されている多数の実績ある治療法です。 詳しくは「再生治療」をご覧ください。
    • 7
      歯周外科処置後の再評価とメインテナンス
      歯周外科後、歯周組織がどの程度改善したかを評価するため再度歯周検査を行います。 歯周組織に改善が認められ安定した状態であることが確認されれば、定期的に来院していただきメインテナンスを行っていきます。

    定期検診でしっかり予防をおこないましょう

    進行した歯周病は治療期間を要しますが、歯肉炎の段階(歯肉のみが炎症を起こしている軽度の状態)では定期管理によって状態を改善することができます。
    ある程度まで症状が悪化してしまっている場合は、出来るだけ早めに診察を受け、早期に治療することが大切です。歯周病は自覚症状の少ない病気のため、心配な方は一度当院で検査を受け、自身のお口の状態をチェックしてみると良いでしょう。

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